いたばし元気帳 No.26 TOPIC
松崎区議が本会議で質問
ニセ科学の“実験場”だったホタル館
松崎いたる議員は情報や科学に対するリテラシーを確立させ、行政にはびこるニセ科学への反省と対策を求めました。
板橋区ホタル生態環境館での「ホタル成虫の持ち込み=飼育偽装」など一連の不正は痛烈な教訓とすべきです。ホタル館では、飼育担当元職員が「クロマルハナバチのフェロモンには抗菌効果がある」、「ホタルは磁気を感じとる」、「ナノ銀で放射能を分解し除染できる」などと主張してきました。これらは科学には値しないニセ科学です。
区長はクロマルハナバチのフェロモンの効果等について「科学的に裏づける論文などの確認を求めたが提出されなかった」と答弁。「ナノ銀除染」等については「検証できる機関の有無、時間と経費など課題があり、検証が難しい」と答え、検証もできないのに、除染法などの技術が開発されるはずがないことを示しました。