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いたばし元気帳 2016年4月号(No.30) TOPIC

高校3年生まで医療費を無料に
日本共産党区議団が条例を提案

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お金の心配ない医療保障を

 日本共産党区議団は、区議会第1回定例会に「子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正」条例を提案しました。現在、中学3年生まで所得制限なしで行われている医療費助成を、保護者に養育されている18歳までの子どもに拡大するものです。
 2月17日の本会議で、提案者を代表して、小林おとみ議員が「義務教育を終えた子どもたちのほとんどが高校進学する中で、高校生をもつ家庭の経済的負担が大きくなっており、少なくともお金の心配をせずに医療を受けられるようにするため、医療費助成の拡大を図る必要があるため」と提案理由を述べました。
 3月3日、本会議で日本共産党と無所属以外の反対で否決されました。
 しかし、文教児童委員会では議案に反対した委員から「命を大切にする施策だ」という意見が出されました。今後も議論していく必要があります。

子育てや教育の負担軽減を

 高校生を持つ家庭からは、「高校生になったとたんにお金がたくさんかかる」「通学時の交通費が大変」「ケガや病気のときは体の心配より先にお財布を見てしまう」「就学援助もなくなって不安」などの声が寄せられています。
 東京都日の出町では、高校生まで無料化を実現させ、今では75歳以上の医療費助成も実施しています。お金の心配のない医療保障をめざして、引き続き、みなさんと一緒に取り組みます。

写真:小林おとみ区議