いたばし元気帳 2016年6月号(No.32) TOPIC
怒り続出!学校施設の使用が有料化
これまで無料だった区内の小・中学校の体育館、校庭、クラブハウス、開放教室、武道場の利用が、今年4月から有料化されました。原則として、少年・少女団体は全額免除、障害者や高齢者団体及び、PTA団体は5割減額が適用されます。
見直しの理由は、「事業目的の明確化、使用の公平性の確保、受益者負担の適正化を図る」というものです。
学校は教育施設
学校施設は、「地域住民の生涯学習等の発展に寄与する」として、無料で提供し学校教育に支障のない範囲で開放されてきました。それは、一般の公共施設の利用とは別の考えで実施されてきました。
また、登録要件に「10名以上で構成されている団体」と明記されたため、少人数で活動していたグループは利用そのものが困難となっています。
住民不在の押し付けは許さない
日本共産党区議団は、「使用料の新たな徴収や減免対象を規定するにもかかわらず、地域や利用者との協議、検討が十分なされているとは言い難い」として10月27日の本会議で条例改正に反対しました。
使用料についての詳細は、板橋区ホームページの「学校施設開放事業の見直しについて」をご覧ください。