いたばし元気帳 2016年8月号(No.34) TOPIC
国保料値上げに問合せ殺到
6月17日(金)から、国民健康保険料納付書の送付が始まりました。区役所国保年金課には、送付されてから2週間で9335件の電話や窓口への問い合わせが殺到しています。「なぜ保険料があがったのか」「まちがいではないのか」「とても払えないがどうしたらいいか」など、区役所の電話は鳴りっぱなしの状態が続きました。
板橋区の国保加入世帯の82%以上が所得200万円以下です。保険料が支払えず、窓口負担が10割になる資格証発行世帯は、6月1日現在、3734世帯です。
日本共産党板橋区議団は、値上げに反対すると同時に、負担が増える分を区が助成して補う「福祉助成金条例」を提案しました。賛成少数で否決されましたが、国民健康保険は区民の命を守るものです。払える保険料にするために引き続きがんばります。