いたばし元気帳 2016年8月号(No.34) TOPIC
板橋区がこどもの池を削減
舟渡三丁目公園廃止
毎年、夏になると区内28ヶ所のこどもの池に近所の幼児たちが訪れます。現在では、園庭のない保育園が増えているため園児たちを遊びに連れていくことも珍しくありません。管理をおこなっている人がすぐそばにいることで保護者も保育施設の職員も安心して遊ばせることができます。
同施設は、39ヵ所ありましたが、利用対象年齢人口が減っていることなどを理由に将来的には20ヶ所まで減らす案も示されました。
2018年度までに3カ所廃止することを決め、すでに舟渡三丁目公園が今年度から利用できなくなりました。そして来年度以降に下赤塚児童遊園と大谷口児童遊園を廃止しようとしています。
区がおこなった利用者アンケートでは、95%が「存続することが望ましい」と答えています。坂下に住む女性は「夏に子どもが遊ぶ場としてはすごく貴重だと感じている。子どもの足では家から移動できる範囲も限られているので今後も身近な所で利用できるようにしてほしい」と話します。