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いたばし元気帳 2016年11月号(No.35) TOPIC

加賀福祉園児童ホームで
1か月以上水漏れ放置

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 「水漏れが1か月以上続き、教室が使用できない」と連絡があり、9月7日、かなざき議員と山内議員は緊急に区立加賀福祉園児童ホームを視察しました。
 ここには、毎日約30人の未就学児が通園します。1階教室とトイレにはバケツ、たらいが置かれ、天井にはカビ、壁紙が剥がれている箇所もありました。

水漏れ教室で1週間

 施設長の話によると、「水漏れが発生した8月1日直後、業者が2回にわたり点検したが、原因不明。8月5日、区に報告したが、水漏れ部分が不明のため、対応してもらえず。その後、業者が4回調査したが、いずれも原因不明。結局、業者が8月30日に漏水調査会社に対応依頼をした」とのこと。施設長と障がい者福祉課で営繕課に依頼したが、対応してもらえませんでした。
 8月1日以降の1週間、児童、職員はこの水漏れしていた部屋で過ごしていました。

区として責任ある対応を

 加賀福祉園は10 年前から指定管理者によって運営されています。指定管理施設であっても区の施設に変わりありません。
 山内議員は、9月23日の一般質問で、「区として責任のある対応をすべき」と求めたのに対し、区は「対応に時間がかかった点について、原因を精査し、改善を図っていく」と答弁しました。区議団は引き続き、区に責任ある対応を求めていきます。

写真上:天井裏にもバケツやたらいが…
写真左:壁から染み出る水…