いたばし元気帳 2016年11月号(No.35) TOPIC
老朽建築物の行政代執行について
板橋区で初めて、いわゆる「ゴミ屋敷」を撤去するための行政代執行が行われることになりました。当該の物件は、老朽化によって倒壊の恐れがあり、また、保安上も、衛生上も、周辺住民の生活環境に深刻な悪影響を与えてきたものです。これまで根本的な解決ができずにいました。その後、所有者、法定相続人も死亡していることが判りました。そのため、区として、昨年(2015 年)5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき行政代執行を行うというものです。11月頃に近隣住民に説明し、来年(2017年)1月から2月にかけて、建物を全部除却し、残置物を処分する作業が行われる予定です。かかる経費は2580万4千円で、9月の補正予算に盛り込まれました。