いたばし元気帳 2017年4月号(No.38) TOPIC
「公園・公衆トイレの洋式化を求める」陳情が採択
3月2日の本会議で板橋生活と健康を守る会から提出された「公園・公衆トイレの洋式化を求める」陳情が全会派一致で採択されました。
区内には今後ユニバーサルデザイン化が必要な数は、207か所あります。しかし、10年間で改修計画は57ヶ所に留まっています。板橋区の計画では全てのトイレが誰でも利用できる環境になるまでに30年近くかかります。
板橋生活と健康を守る会の加藤勝治さんは「和式トイレは、膝の屈伸に支障がある人や障がい者にとっては使い勝手が悪すぎる。高齢者にとって身近な所に洋式トイレがあることで外出もしやすくなる。今回、全議員が私たちの陳情に賛意を表したことは、とても重要だ」と話します。
豊島区では、2020年までに90か所をいっせいに改修することを予定しています。ユニバーサルデザインは推進法の制定により、一層の改善が求められます。日本共産党板橋区議団は、今後も早期実現に向けて頑張ります。
写真:区立みなみ児童園内の公衆トイレ