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いたばし元気帳 2017年6月号(No.40) TOPIC

商店街が壊される!
区が「大山町クロスポイント周辺地区」の都市計画原案説明会を開催

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 特定整備路線補助第26号線の道路計画とハッピーロード大山商店街が交差する地点(大山町クロスポイント)で、板橋区は、平成27年4月に再開発の準備組合(地権者45名)を発足させ、大規模な再開発計画をすすめています。その再開発を可能にするための地区計画を決定するために、区は、3月に「素案」の説明会を、5月7、8日には「都市計画原案」の説明会を開催し、本年10月には都市計画決定をめざすとしています。

説明会で疑問や批判の声が次々に

 計画は、補助第26号線の両側を95メートルまで高さ制限を緩和し、26階、27階などの高層マンションを想定。区民に親しまれてきたハッピーロード大山商店街の姿は、大きな道路に分断され、影も形もありません。5月7、8日に開かれた説明会では、大山町周辺の住民や商店街の方々から次々に、疑問や批判の声が上がりました。「説明会の開催通知がテナントのオーナーなど関係者に届いていない」「商店街のアーケードは、商店街で作ってきたもの。勝手にアーケードを取り払う計画など認められない」「住民の声を反映する場が保障されていない」等々。補助第26号線の住民合意も得られず、東上線の立体化も数十年先といわれている中で、再開発だけが先行することになれば、商店街が壊されるだけのまちづくりになってしまいます。

板橋区が「大山駅周辺地区のまちづくりの説明会」開催予定

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 補助第26号線、鉄道立体化、駅前広場、市街地再開発など、大山駅周辺全体の計画の進捗状況についての説明会を区が開催します。
6月8日(木)19時からと、6月10日(土)10時からの2回。場所はグリーンホール2Fにて。
問い合わせは、拠点整備課TEL03-3579-2449