いたばし元気帳 2018年3月号(No.45) TOPIC
思いきり吸えるきれいな空気を
11月28日、区議会第4回定例会において、かなざき文子区議は、区長・教育長に大気汚染の対策強化を求めて質問を行いました。全都にある自動車排気ガス測定局35局で、大和町交差点の測定局は2015年度も2016年度もPM2・5の環境基準を達成できていません。未達成であるばかりか、昨年度は35局中5局のみ未達成で、なおかつ大和町はワースト1でした。また小中学校におけるぜんそくの症状を持っている児童生徒は減っていません。
こうした実態への見解と今後の対応について、教育長は「今後の児童生徒の健康管理を適切に行い、疾患を早期に発見し、適切な医療につなげていきたい」と答弁。
医療費助成の継続を
また、東京都が新年度から18歳以上の大気汚染医療費助成を受けている患者に対して6千円を上限に自己負担を導入しようとしていることに対し、区としてこれまで通りの助成を東京都に強く求めること、さらに国と道路公団と車のメーカーに対し、都まかせではなく、なんらかの補償の実施を行うことを求めるよう、区長へ質問しました。これに対し、区長は「都の動向を注視したい」と述べ、国と道路公団と車メーカーについては「今後の推移を見守りたい。必要あれば対応を検討する」と述べるにとどまっています。
かなざき区議は「引き続き大気汚染対策の医療費助成の強化を求めてがんばります」と決意を語りました。
写真:かなざき 文子区議