いたばし元気帳 2018年4・5月号(No.46) TOPIC
学校体育館の冷暖房化を求めて
現在、区内の小学校51校中26校、中学校22校中5校で体育館の暖房が設置、志村第一中学校のみ冷房が設置されていますが、全校設置まで進んでおらず、保護者やPTA、地域の方から冷暖房設置を求める要望が上がっています。
山内えり区議は、2月28日の補正総括質問で、昨年5月には夏日(25℃)が17日あったこと等も示し、熱中症対策の必要性、学校体育館の冷暖房化に対する区の認識を質しました。
区は、「熱中症対策の必要性は十分認識しており、配慮していく」と答弁したものの、「学校運営上、必ずしも必須の設備ではない」とし、体育館の冷暖房化には消極的な姿勢です。
文科省 新基準「17℃ 以上28℃ 以下が望ましい」
文科省は、「教室等」の環境に係る学校衛生基準において、これまで「10℃ 以上、30℃以下であることが望ましい」としていた基準を見直し、「17℃以上、28℃以下であることが望ましい」とする新基準を今年4月1日より施行しています。体育館や特別教室等、児童生徒等及び職員が通常使用する部屋を含みます。
山内区議は、「学校体育館は、体育の授業だけでなく、入学式や卒業式、各種発表会、部活動などで使用しています。児童生徒が過ごす教育環境の改善に向け、引き続き頑張りたい」と語っています。
写真:山内えり区議