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いたばし元気帳 2018年4・5月号(No.46) TOPIC

東上線大山駅「高架化」に向け都市計画素案説明会
「地下化」を求める声相次ぐ

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 2月16日、17日に、大山駅付近の連続立体交差事業と駅前広場整備の都市計画素案説明会が、東京都、板橋区、東武鉄道㈱の三者によって行われました。
 説明会では、大山駅付近の立体化について、「高架方式」と「地下方式」の2つの構造形式が示されました。地形的条件としてはいずれも「可能」とされ、「高架方式」では「8ヵ所の踏切を除却」、「地下方式」では「8ヵ所の踏切を除却できるが、内2ヶ所は道路の通行不可」となること、費用は「高架方式」では約340億円、「地下方式」は約550億円かかるとされ、「高架方式」で計画をすすめることが示されました。説明には両日併せて900名近い区民が参加し、様々な意見や質問が出され、特に17日の説明会では「地下化」を求める声が相次ぎました。
 3月16日の予算総括質疑で、小林おとみ区議はこの問題を取り上げ、「大山駅周辺地区まちづくりマスタープラン」(H24年3月)策定の過程でも、「地下化」の声が出されており、H27年5月には地域町会、ハッピーロード商店街、まちづくり委員会などが「日影、騒音、地上部分の土地利用の観点から、地下化の検討を」求める要望書が提出されていることなどを明らかにしながら、地域住民の声をよく聞き、行政の検討経過を明らかにすることを求めました。区側からは「高架化」に向けた計画をすすめる立場が表明されました。 写真


写真上:小林おとみ区議
写真左:都市計画素案説明会資料より