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2018/3.2

2018年度予算に対する日本共産党の予算修正提案

平成30年第1回定例会本会議(2018.3.2)において、日本共産党区議団を代表して、区長提案の一般会計予算に対する修正動議を提案しました。以下は、本会議での、吉田豊明区議の提案理由の説明です。

<2018年度予算に対する修正動議の提案理由の説明>

ただいま上程されました、議案第32号「平成30年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議」について説明いたします。提出者は山内えり議員他7名です。

歳入歳出ともに、区長提案の予算案に対し、3億503万8千円を増額し、合計2095億7503万8千円とするものです。
盛り込んだものは、
第1に、現在実施されております、広島・長崎への中学生平和の旅事業を沖縄にも拡大するものです。中学生沖縄平和の旅実施に必要な経費として、453万3千円を計上します。

第2に、感震ブレーカー設置推進事業の実施に必要な経費として、896万8千円を計上します。木造住宅密集地域整備事業区域内の木造住宅に対して感震ブレーカーを無料配布するとともに、避難行動要支援者世帯に対する感震ブレーカーの取付け支援事業を実施するためです。

第3に、すでに議会で陳情が採択されております、1ヶ月児健康診査及び産婦健康診査への助成にかかる事業経費について、必要な経費として、3,095万3千円を計上します。

第4に、認証保育所保育料等負担軽減事業を認可保育園保育料との差額助成に変更するため、必要な経費として、1億4745万1千円を計上します。

第5に、就学援助事業の拡充として、準要保護児童の入学準備金を新年度から国基準額へ引上げ、あわせて平成31年度小学校新1年生への入学準備金を前倒しして支給します。そのための経費を、8046万4千円を計上します。

第6に、就学援助費における準要保護生徒に対する中学校クラブ活動費支給及び入学準備金基準引上げに必要な経費として、2358万円を計上します。

最後に、第7として、入学準備金の前倒し支給及び中学校クラブ活動費を対象に拡大するために必要なシステム改修費等の経費として、908万9千円を計上します。

歳入の部におきましては、歳出で説明いたしました、事業を実施するために必要な経費を財政調整基金から、3億503万8千円繰り入れました。

修正額は、区長提案の一般会計予算の0.14%、財政調整基金の1.5%です。区民のくらしを応援し、区民と共に区政をすすめていくために必要であり、実現可能な修正と考えます。十分ご審議いただき、ご賛同いただけますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。