「自衛隊ふれあいフェスin遊座大山」に関する申し入れ

遊座大山商店街振興組合 御中

     

「自衛隊ふれあいフェスin遊座大山」に関する申し入れ

   

 2024年4月17日

日本共産党板橋地区委員会

日本共産党板橋区議会議員団

                        日本共産党東京都議会議員とくとめ道信事務所

 

 日頃より地域住民の暮らし、にぎわいの向上にご尽力頂いていることに心より敬意を表します。

 4月21日(日)11:00~14:00に都税事務所前遊広場にて「自衛隊ふれあいフェスin遊座大山」が開催されると聞きました。

 その内容は、軽装甲機動車乗車体験、オートバイ乗車体験、災害派遣写真展示、自衛隊服を着てみようとあり、撮影もOKとされています。

 自衛隊ふれあいフェスの目的は、自衛隊の災害救助活動の紹介、知っていただく機会等とのことですが、地域住民や商店街利用者から「軍事費拡大や戦争への機運醸成につながるのでは」「市民が日常的に利用する場において軍隊があることを子どもたちに慣れさせてしまうことへの怖さがある」「自衛隊員募集の宣伝につながり、不安を感じる」「災害救助であれば、迷彩服はやめてほしい」など、展示や体験内容に不安の声が寄せられています。

 岸田政権は、安保3文書に基づき、陸・海・空自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」を2024年度中に創設するとしており、平時から自衛隊が米軍の指揮下におかれ、有事になれば有無を言わさず動員される危険があります。

 2015年の安保法制、2022年の安保三文書の閣議決定などにより、自衛隊の果たす役割が大きく変化するもとで迷彩服や装甲車が戦争を想起させ、今回の催しに不安の声が寄せられるのは当然です。

 区民が多く利用し、通る場所における自衛隊ふれあいフェスに関し、以下、要望します。

  • 自衛隊員募集のリクルート活動につながりかねないため、慎重に対応していただきたい。
  • 災害救助の活動をお知らせするのに迷彩服である必要はないと考えます。迷彩服着用でのフェスはやめていただきたい。

 以上

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