2024年7月7日執行の東京都知事選挙・都議会議員補欠選挙の期日前投票についての抗議と投票権保障に関する申し入れ

板橋区選挙管理委員会

委員長 不破光一 様

2024年7月11日

日本共産党板橋区議会議員団

2024年7月7日執行の東京都知事選挙・都議会議員補欠選挙の

期日前投票についての抗議と投票権保障に関する申し入れ

 

 

 東京都知事選挙は6月20日告示、都議会議員補欠選挙は6月28日に告示され、投票日はいずれも7月7日でした。区民の投票権を守り、投票率を引き上げるという点で、いくつかの問題が生じておりましたので、趣旨をご理解の上、対応を求め、申し入れを行います。

1.期日前投票は、6月21日から28日までは都知事選挙のみ、29日から7月6日までは、都議補選も合わせて行うことができました。

 都知事選挙のみができる期間に期日前投票に行った区民の方々から、「都議補選の案内がされなかった」「投票所のお知らせの券を選管職員が引き上げてしまった。手元に何もないが都議補選はできるのか」などの問い合わせが相次ぎ、困惑が広がっていました。選挙後も「都議補選はできないと思っていた」との声が寄せられました。

 今回の選挙の期日前投票にあたって、都知事選挙のみができる期間に投票に行った人が、都議補選の案内がされず、投票するにはどうしたらいいのかという困惑を広げ、投票を諦める人を生んでしまったことは重大問題です。

 そこで、選挙管理委員会に対して

1)都知事選挙のみの期日前投票期間に、投票所で、28日から都議補選があることをなぜ案内しなかったのか。

2)郵送された「投票所の案内」の用紙には、都議補選の投票済みのスタンプ欄があり、都議補選の投票が済んでいないにもかかわらず、なぜ、用紙を本人に返さず、引き上げてしまったのか。

上記の内容を説明し、謝罪する記事を「広報いたばし」に掲載していただきたい。

2.投票日当日にTBS系TV「アッコにおまかせ」で、「候補者の名前を間違えると無効」「ひらがなはダメ」など選挙に関する誤報道が行われ、番組中に訂正が行われるという問題が起きました。投票日当日に有権者をミスリードする報道が行われたことは重大な問題です。マスコミの影響力の大きさを考え、TBSに対して、抗議、申し入れをしていただきたい。 

                以上

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