コロナ禍での区民まつりの開催に関する申し入れ

板橋区長 坂本 健 様 

2022年9月8日

日本共産党板橋区議会議員団

コロナ禍での区民まつりの開催に関する申し入れ

 10月15日、16日に開催予定の区政施行90周年「区民まつり」の準備が進められています。まつりには、多くの区民、関係者の参加が見込まれます。しかし、直近の感染者数は減ってはいますが、学校が2学期再開後増えることも想定されており、いまだ予断の許さない状況です。

区民まつりはコロナ前、2日間で43万人の参加があり、会場となる地域住民の方々からは、感染拡大への不安の声が寄せられています。またこの間、日本を代表する祭りが3年ぶりに新型コロナの感染拡大前とほぼ同じ規模で開催され、その直後から感染者数が過去最高となる事態が起きています。一方、区主催、あるいは共催で実施予定だった「障害者スポーツ大会」や「健康まつり」はコロナ禍の下、中止の決断がされています。地域では「大山まちづくりの説明会はコロナ禍の第7波の下、対面での説明会実施は中止とし書面開催にしながら、なぜ区民まつりは実施なのか」など、区のちぐはぐな対応に不満の声が寄せられています。

 地域住民への誠意ある対応含め、改めて区民まつりで感染拡大を引き起こすことがないよう、下記について要望いたします。

  1. 全ての会場の入り口で検温・消毒を実施すること。
  2. 飲食・飲酒エリアは設置しないこと。
  3. 食べ歩きなどしないよう、まつり参加者へ繰り返し放送し、周知徹底をはかること。
  4. 医師会に要請し、会場内に健康相談コーナーを作り、当日不調を訴える人などへの対応を行うこと。
  5. 無料のPCR 検査ができるコーナーを設けること。
  6. 一般の店舗、露店などに対して「お客が食べ歩きをしないよう」必要な対策をとるよう呼びかけること。
  7. 近隣住民に対して、感染対策等、祭りの概要の配布と説明会を実施すること。
  8. 緊急事態宣言等の有無にかかわらず、感染状況の急拡大時には、開催日時の短縮、あるいは中止を検討すること。  

 以上

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