旧統一協会との関係について徹底調査等を求める要望書

板橋区議会議長 坂本 あずまお 様

2022年9月22日

日本共産党板橋区議会議員団

社会民主党 五十嵐やす子

旧統一協会との関係について徹底調査等を求める要望書

 安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件を発端に、反社会的カルト集団の旧統一協会と自民党等を中心とする政界や行政の関係をめぐり、不信感が募っています。

統一協会をめぐる問題について、「読売」世論調査では、岸田政権の対応は「十分だと思わない」が55%と過半数を占めています。また、「日経」調査では、統一協会と新閣僚らとの関係への懸念について「払拭されたとは思わない」が76%にのぼりました。共同通信社の調査では、統一協会との関わりについて自民党などの説明が「不足している」との答えは89・5%で、「(同協会と)関係を断つべきだ」の回答は84・7%に達しています。

 同時に、全国各地で地方議員などの旧統一協会との関わりが報道されています。すでに、板橋区でも、旧統一協会が主導した「国政報告会」に下村博文衆議院議員と自由民主党の板橋区議会議員が参加していることがネット上で、写真を示して指摘され、住民の不安は高まっています。

 また、政務活動費を旧統一協会の新聞の定期購読や関連雑誌の購入にあてている議員がいることが、2021年度政務活動費内訳からも明らかで、区民に指摘されています。

 板橋区議会として、区議会議員の反社会的カルト集団の旧統一協会との関係について、徹底調査し、公表も行い、ただちに旧統一協会との関係を断つこと、今後一切関係を持たないよう徹底することを求めます。

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